久喜市福祉オンブズパーソン制度
更新日:2024年4月16日
お問い合わせ:社会福祉課社会福祉係
健康福祉サービスに対する苦情に公正・中立な立場で対処します
市では、健康福祉サービス利用者からの、市やサービス提供事業者に対する苦情に対し、公正・中立な立場で迅速に対処するため「久喜市福祉オンブズパーソン制度」を実施しています。
福祉オンブズパーソンが、サービス利用者等からの苦情申し立てを受け、調査により必要と判断したときは、市または事業者に対し、意見表明や是正勧告・制度の改善について提言します。これにより、サービス利用者の権利を守り、よりよいサービスの提供を目指します。
福祉オンブズパーソンとは?
「オンブズパーソン」は「権限を与えられた代理人」という意味です。福祉オンブズパーソンは、健康福祉サービスに関する苦情を、公正・中立な立場で調査・判断し、迅速に解決を図ります。
福祉オンブズパーソンはどんな人がなるの?
福祉オンブズパーソンは、信頼感が厚く、健康および福祉・法律に関する幅広い知識が求められます。そこで、健康・福祉関係の専門家(健康・福祉関係を専門とする大学の元教授)と法律の専門家(弁護士)に福祉オンブズパーソンを委嘱しています。
健康福祉サービスとは?
障がい者や高齢者・児童等に対する援護等の役務の提供、補助金や手当て・救護物資の支給等の金銭物品の給付、施設入所の措置等をいいます。(ただし、医療行為は除きます。)また、民間のサービス提供事業者が市の健康福祉施策に基づいて行う役務の提供および金品の給付、介護保険制度・障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律によるサービス提供も含みます。
だれが申立てできるのか?
健康福祉サービスを利用している本人または利用申請したのにサービスが利用できなかった本人、本人の配偶者、三親等内の親族、本人の成年後見人または未成年後見人、本人と同居している方です。また、日ごろ相談をお受けいただいている民生委員・児童委員、身体障害者相談員、知的障害者相談員等の方なども申し立てできます。
どういう苦情が申し立てできるのか?
健康福祉サービスを受けている個人が被害を被った事項、あるいはサービス受給の権利が侵害された事項で、個人を対象としたものに限ります。
申立ての対象にならない苦情とは?
- 判決等により確定しているもの
- 裁判等で係争中のもの
- 行政不服審査法により不服申立てを行っているもの及びすでに確定しているもの
- 議会に関するもの
- 職員の自己の勤務条件、身分等に関するもの
- この制度ですでに苦情処理が終わっているもの
- 福祉オンブズパーソンの行為に関するもの
- 施設建設などの要望、本人のサービス適用に結びつかない制度の改善などの要望
- 苦情の原因となる事実のあった日の翌日から起算して1年を経過したもの
申立て方法は?
「苦情申立書」に必要事項を記入し、提出してください。福祉オンブズパーソン事務局の市役所社会福祉課(本庁舎2階)で受け付けます。後日、福祉オンブズパーソンがお話をお伺いします。
申し立てたあとはどうなるの?
福祉オンブズパーソンがお話を伺った後、調査の必要性を判断します。調査が必要と認めた苦情については、調査を実施し、申立人に通知します。
また、福祉オンブズパーソンは、必要に応じ、市または事業者に対し、意見表明、是正の勧告、制度の改善について提言します。市または事業者は、内容を検討し、是正の措置を福祉オンブズパーソンに報告します。
なお、福祉オンブズパーソンは、1年間の活動状況について、相談者の個人情報保護に配慮した上で、市の広報誌等を通じて公表していきます。
申立状況と対応
【平成27・28・29・30年度・令和元・2年度・3年度・4年度・5年度】
申し立てはありませんでした。
お問い合わせは
福祉オンブズパーソン事務局(社会福祉課内)へ
電話:0480-22-1111 内線3222
このページに関するお問い合わせ
福祉部 社会福祉課
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111 Eメール:shakaifukushi@city.kuki.lg.jp
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