農作業中の熱中症にご注意ください
更新日:2023年10月12日
お問い合わせ先:農業振興課
農作業中の熱中症による死亡事故は、8割以上が7~8月に集中して発生しています。
令和4年6月21日に気象庁が発表した3か月予報では、全国的に平均気温が平年よりも高くなるとの見通しが示されており、特に注意が必要です。
今年も新型コロナウイルスの感染症対策を講じながら農作業を行うことが必要となりますが、屋外や外気の流入が妨げられないハウス内では、身体的距離(2m以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合を除き、マスクの着用は必要ないとされていますので、適宜マスクは外しましょう。
夏の農作業で心がけること
日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう
特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう。
作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう
のどが渇いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
足がつったり、筋肉がピクピクする症状がみられたら、0.1~0.2%程度の食塩水(1Lの水に1~2gの食塩)、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましょう。
休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。
熱中症予防グッズを活用しましょう
屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。
単独作業を避けましょう
作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
高温多湿の環境を避けましょう
暑さ指数(WBGT)計、温度計、湿度計で、作業環境を確認しましょう。
作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。
特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数(WBGT)が高くなるため、風通しを良くしたり、断熱材を活用しましょう。
参考情報
このページに関するお問い合わせ
環境経済部 農業振興課
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111 Eメール:nogyoshinko@city.kuki.lg.jp
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