国指定 紙本著色伝貞巖和尚像
更新日:2024年4月1日
問い合わせ先:文化振興課文化財・歴史資料係
紙本著色伝貞巖和尚像(しほんちょしょくでんていがんおしょうぞう)
種別
絵画
指定年月日
大正3年4月17日
所在地
久喜市本町7丁目2番18号
所有者(管理者)
甘棠院(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
概要
縦90.4センチメートル・横46.7センチメートルの軸装(掛軸)で、椅子に坐った僧の全身像で彩色、落款(署名)は「月庵作」、印は「源」「直朝」とあり、賛(人や物をほめる文)はありません。
作者は古河公方足利氏の重臣で、幸手城主であった一色直朝です。彼は和歌集「桂林集」の作者で、武将であるとともに優れた文化人でもありました。貞巖昌永は古河公方第2代足利政氏の子息(一説には弟)で、甘棠院を開いた人物です。
なお、甘棠院には、第19代に至る歴代住職の肖像画が残されています。
紙本著色伝貞巖和尚像
『広報くき』連載「久喜歴史だより」
参考文献
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