久喜市立栗橋東中学校
更新日:2023年11月2日
市長と久喜市立栗橋東中学校の生徒の意見交換の様子
令和5年5月29日(月曜)に、市長室と久喜市立栗橋東中学校とをオンラインでつなぎ、生徒の代表5名と、市政に対する意見交換を実施しました。意見交換の様子は、すべての教室にライブ配信されました。
日時 | 令和5年5月29日(月曜)12時50分~13時10分 |
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質問者 | 久喜市立栗橋東中学校 生徒5名 |
市長からのメッセージ
栗橋東中学校のみなさん、こんにちは。久喜市長の梅田修一です。
栗橋東中学校は、生徒の皆さんの活動がとても盛んなようですね。集会や愛さつ運動、体育祭の縦割り活動などを、生徒が主体となって進めているほか、ボランティア活動も積極的に行っていると伺っております。
また、部活動でも、全国大会出場などの報告を受けており、皆さんの活躍をとても嬉しく思っています。今後も、中学校生活を楽しみながら、一生懸命取り組んでもらいたいと思います。。
本日はどのような質問や提案をいただけるのか楽しみにしておりますので、短い時間ですが、よろしくお願いします。
生徒からの質問と市長からの回答
※実施風景写真と名前は一致していない場合があります。
実施風景1
荒井さん
市議会では、どのようなことを行っていますか。普段、政治に関わることが少ないので、知りたいです。
市長
荒井さんは、市議会に興味があるのかな。
市議会は、久喜市を、みんなが住みつづけたいと思う良いまちにしていくため、久喜市に住む人の中から選挙で選ばれた市議会議員が集まって、話し合いをするところです。市長や議員からの提案をもとにいろいろな課題について話し合い、市の仕事の内容ややり方、お金の使い方を決めたりしています。
また、議会で決めたことが正しく行われているか、市民のくらしにどのように役立っているのかをチェックする役目ももっています。
なお、市議会は、市役所5階の議場という場所で行われ、誰でも会議の様子を見たり聞いたりすることができます。これを傍聴といいます。傍聴に来ることができない人でも、会議の様子を市議会のホームページから生中継や録画中継で見ることができます。みなさんが持っているタブレットでも見られますよ。
実施風景2
佐々木さん
今の久喜市の学生が行っている活動と久喜市の発展や、将来のために学生がどのような形で市に貢献できるのか教えてください。
市長
久喜市の発展や将来のために何ができるかを考えるというのはとても素晴らしいことです。そう考えること自体が、久喜市に貢献してくれていると感じます。ぜひその気持ちをこれからも大切にしてくださいね。
さて、児童生徒の皆さんが、夢と志をもち、豊かな人生を切り拓いていくためには、一人ひとりが持続可能な社会づくりに必要な力を身に付けることが大切です。授業で身に付けた知識や技能を活用して、久喜市のためにどのようなことができるかを考え、主体的に行動することが、久喜市の発展につながっていくものだと、私は考えています。
そして、久喜市の発展のためには、皆さんのような若い世代の力が必要不可欠です。若い皆さんには、地域と積極的にかかわりを持って、交流してほしいと思っています。地域で行われる様々な行事やボランティア活動に積極的に参加すれば、学校の学習だけではなかなか触れることのできない貴重な体験ができると思います。
佐々木さん
ボランティア活動などの情報はどこで知ることができますか。
市長
学校を通して市に相談してもらえれば、いろいろとお知らせすることができると思います。まずは担任の先生に相談してみてください。一緒に活動できたら嬉しいです。
実施風景3
松田さん
全国的に少子高齢化が問題となっていますが、久喜市では、どのような対策を行っていますか。
市長
まずは少子化対策についてですが、久喜市では、安心して子どもを産んで、育てていけるようにするため、経済的な支援など、いろいろな取り組みをしています。
例えば、皆さんが病気にかかったり、けがをした時には、病院に行きますよね。そんな時、病院にかかったお金や薬代などを保護者の方に代わって市が支払いをしています。
これまでは中学生までを対象としていましたが、皆さんが安心して、元気いっぱいに過ごせるよう、今年4月から、高校生まで対象を広げました。
次に、高齢化対策についてです。
総人口に占める65歳以上の人口の割合、いわゆる高齢化率は、今年4月1日現在、久喜市は埼玉県の平均よりも5パーセントくらい上回っています。
今後も高齢化が進行する見込みであることから、高齢者が日常的に介護等を必要とすることなく、自立した生活を送ることのできる期間、すなわち健康寿命を延ばすことが重要と考えています。
そのため、久喜市では、元気な高齢者を増やすため、運動教室を開催するなど、みんなで集まり楽しく活動できる場所の整備を行っています。
子どもから大人まで、幅広い世代が住みやすい久喜市になるよう、これからもいろいろな取り組みを行っていきますね。
実施風景4
藤村さん
栗橋小学校にトイレの工事が来て、栗橋東中学校には洋式トイレに変える工事はありましたが、栗橋小学校のような水道を自動にする工事は行っていません。その工事はできるのでしょうか。
また、トイレの工事を栗橋東中学校にまたする予定はあるのでしょうか。
市長
令和4年度に実施した栗橋小学校のトイレは、校舎全体の老朽化対策として行った大規模改造工事のなかで、トイレ室内の全面改修に併せて、手洗いの水栓を自動にする工事を行いました。
一方で、栗橋東中学校のトイレは、同じ年に新型コロナウイルスの飛沫感染防止対策として、和式便器の一部を蓋つきの洋式便器に交換するために、便器の洋式化率が低い学校を優先的に行ったものです。このように工事の目的が異なるため、栗橋東中学校では、手洗いの水栓を自動にする工事は行いませんでした。
学校の大規模改造工事については、各学校の老朽化の状況などを見ながら、毎年、1から2校ずつ行っています。
今のところ、栗橋東中学校の手洗いの水栓の自動化や残りのトイレを改修する大規模な工事の実施時期は決まっていませんが、今後も、校舎の老朽化などの状況を見定めながら、皆さんの安全で快適な教育環境の整備に努めていきたいと考えています。
実施風景5
門出さん
最近、南栗橋では開発が進んでいますが、特色である自然との両立はできているのでしょうか。
市長
南栗橋のまちづくりに興味があるのですね。
既にご存知かと思いますが、南栗橋地区では、久喜市、東武鉄道(株)、トヨタホーム(株)、イオンリテール(株)、早稲田大学大学院小野田研究室の5者が一つのチームとなった街づくりプロジェクト「ブリッジ・ライフ・プラットフォーム構想」を推進しています。
このプロジェクトにおける、自然との両立に向けた取り組みの例としては、昨年4月、イオンスタイル南栗橋の敷地内において、栗橋南小学校の児童の皆さんをはじめとする地域の方々とともに、4,300本もの苗木を植えるイベントを行いました。
また、南栗橋地区を流れる「広島落(ひろしまおとし)」沿いには桜並木があり、毎年春には、満開の桜が私たちの目を楽しませてくれています。
市では、この美しい景観を活かし、居心地の良い空間を創出するため、地区内の遊歩道にテーブルやベンチを新設するための工事を行う予定です。
今後も、この5者で連携を図りながら、南栗橋地区の自然を活かした街づくりを進めていきたいと考えていますので、期待してまちづくりを見守ってもらいたいと思います。
このページに関するお問い合わせ
市長公室 シティセールス課
〒346-0022 久喜市下早見85番地の1
電話:0480-22-1111 Eメール:city-sales@city.kuki.lg.jp
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