インフルエンザの流行警報が発令されています!
更新日:2025年1月9日
問い合わせ先:地域保健課 予防接種室
埼玉県ではインフルエンザの流行警報が発令されています
~感染予防により一層努めましょう~
埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からのインフルエンザの報告数が、2024年第51週(12月16日から12月22日まで)に、1定点当たり51.06人となり、国の定める警報の基準値である30人を超えました。30人を超えるのは、令和5年12月以来です。
保健所管内別での1定点当たり報告数は、多い順に川口市保健所(69.40人)、南部保健所(68.13人)、幸手保健所(67.86人)となっています。
【追記】2024年第52週(12月23日から12月29日まで)の埼玉県全体での1定点当たり報告数が76.56となり、1999年の感染症法施行以降、2番目に高い値となりました。
インフルエンザを予防するためには、「咳エチケット」「手洗いの励行」「適度な湿度の保持」「十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」がポイントです。自身の体調管理とともに、身近な人に感染させないよう、基本的な感染防止対策を継続して行いましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザを広げないために
マスクの着用等普段からの咳エチケットの励行
インフルエンザは、主に飛沫感染であるため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
また、症状の出ない不顕性感染や軽症の例もあります。
このため、普段からマスクの着用等、咳エチケットを守ることを心掛けてください。
(1)咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等
ワクチン接種
インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効とされています。
外出後の手洗い等
流水・石けんによる手洗いは、手指など体に付いたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心掛けましょう。
人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味・睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
発熱や体調不良の時には
- 早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処が早い回復につながります。
- 安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。
- 同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。
関連情報
インフルエンザの感染を防ぐポイント 「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」(政府広報オンライン)(外部サイト)
このページに関するお問い合わせ
健康スポーツ部 地域保健課 予防接種室
〒346-0192 久喜市菖蒲町新堀38番地
電話:0480-85-1111 Eメール:vaccine@city.kuki.lg.jp
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