栗橋町史 民俗1 身のまわりの生活史と人の一生
更新日:2024年4月1日
問い合わせ先:文化振興課文化財・歴史資料係
栗橋町史 民俗1 身のまわりの生活史と人の一生
発行年月日
平成20年12月
編集・発行
栗橋町教育委員会
体裁
B5版・154頁
価格
1,200円
重さ
405g
目次
地域概観
第一章 栗橋町の概観
第一節 地理的概観
第二節 歴史的概観
第二章 民俗編について
第一節 民俗とは
第二節 民俗編の構成
第一部 身のまわりの生活史
第一章 着物
第一節 衣料
一 衣料の製作
綿布織りと絹布織り 綿作りと糸紡ぎ 織られた綿布の種類 繭の製糸 織られた絹布の種類 ぼろ帯織り 織り機 紺屋
二 衣料の購入と誂え
着物や履物の新調 買物圏 呉服店 足袋屋と仕立屋 使用人への仕着せ
三 衣料不足時代の対策
桑の皮の供出 食料との物々交換で手に入れた着物 縫い糸作り
第二節 農家の仕事着
一 男の野良着
野良着の様相 ジバン シャツ モモヒキ チャンチャンコとトウジンコ 野良着の洋装化
二 女の野良着
嫁入りに持参された野良着 ノアガリに贈られた野良着 ジバン タンナカモモヒキ・オカコシマキ 新嫁の田植え衣装 旧来の慣習が残った田植え衣装 モモヒキとその下着 腰巻 野良着の帯 モンペ モンペと組み合わせる野良着 前掛 割烹着 テッコ チャンチャンコと半纏 野良着の洋装化
三 被り物と履物
手拭 菅笠 麦わら帽子 編笠 裸足と田植え足袋 えびす講まで足袋を履かない暮らし
四 雨具
蓑とゴザ 合羽
第三節 ハレ着
一 妊娠と出産の衣装
腹帯 新生児の着物 オシメ オシメカバー 産着 宮参り後の産着の利用 産着に付ける帽子とよだれがけ 初山の産着 子守り用の半纏
二 子どもの成長に伴う衣装
七五三の祝着 成人の祝着
三 婚礼の衣装
花婿衣装 花嫁衣裳 花嫁の髪型と髪飾り 花嫁衣裳の変化 披露宴でのお色直し 嫁入り支度 里帰りの衣装
四 厄年と年祝の衣装
厄年帯 年祝の赤い衣装
五 葬式の衣装
男の喪服 女の喪服 喪服の調え方 死者の装束
第四節 衣服の管理
一 洗濯
洗濯の用具と洗濯石鹸 井戸での洗濯 風呂場の利用 堀での洗濯 堀での野良着洗い ソソバでの洗濯 水切り場での洗濯 オシメの洗濯 電気洗濯機の導入
二 和裁・洋裁・編物
裁縫所 裁縫所の授業内容 裁縫の難所 裁縫所の教材 裁縫用具 裁縫所の卒業制作 裁縫所の行事 洋裁の技術習得 編物の技術習得
三 洗い張り・縫い返し・繕い
木綿物の洗い張り 絹物の洗い張り 木綿物の縫い返し つぎあて 野良着の雑巾
四 収納と防虫
箪笥 防虫剤 着物の虫干し 衣替え
第五節 容姿と身だしなみ
一 男の髪形
丸刈り オールバックと七三分け 理髪店
二 女の髪形
ワッカ おさげ 内巻き 日本髪 船渡の髪結い床 パーマ屋
三 洗髪と整髪
化粧石鹸 洗髪の湯と水 ポマード
四 化粧
化粧品 ヘチマの化粧水 洗顔と髭剃り 既婚者の証しとされたお歯黒
五 衛生
歯ブラシと歯磨き粉 風呂 風呂の水 風呂の燃料 入浴用具 風呂番 もらい風呂 菖蒲湯 夏の蚊燻しと蚊帳
第二章 食べ物
第一節 食料
一 主食
麦飯 大麦の加工 麦飯から白米飯への変化 炊飯 ごはんの保温と腐敗防止 冷やごはんの食べ方 うどん 乾麺と小麦の物々交換 そば
二 食糧難時代の主食
フスマの代用食 サツマイモ・トウナス・ジャガイモ
三 副食
四季の畑作物 ジャガイモの煮物 夏のキュウリモミ ゴマジル ラッキョウ 油味噌 豆腐と納豆 川魚 ナマズ ウナギ フナと雑魚 コイ 雷魚 ドジョウ エビガニ タニシ カタッカイ シジミ 海の魚 歳暮鮭 幸手や栗橋の魚屋 行商の魚屋 塩物や干物の行商 イナゴ 鶏卵 鶏肉 牛肉と豚肉
四 漬物と保存食
たくわん 糠漬け 白菜の塩漬け 古漬けの油炒め 味噌漬け 梅干し ラッキョウ漬け 切り干しダイコン イモガラ ナメモノ 佃煮
五 間食
農繁期のオチャ ヤキビン タラシヤキビン サツマイモ 餅・カキモチ・アラレ モロコシ団子 餡入りのパン おやつ代わりの梅干し 駄菓子屋 ぽん菓子 手焼き煎餅 果物 干し柿と樽柿
六 調味料
味噌作り 味噌樽の本数で判断される財産 醤油作り 醤油屋 共同の醤油作り 醤油の購入 塩・砂糖・酢 食用油 だし 旨味調味料
七 嗜好品
清酒と焼酎 直し味醂と葡萄酒 甘酒 モッキリ酒
第二節 炊事と水まわり
一 炊事の設備と用具
炊き場 かまど 可動式のかまど 釜の種類と使い分け ガス釜と電気炊飯器
二 炊事の燃料
麦わら 稲藁とモノガラの併用 薪 ハンノキ 松の落ち葉とマツボックリ
三 水まわり
屋内の流しと水甕 井戸と外流し 井戸の深さと水質 掘り井戸と赤水 川棚 磨き粉とタワシ
第三節 日常の食事
一 食事の場と用具
食事の場と座 箱膳 箱膳からちゃぶ台へ 冷蔵庫代わりの井戸
二 一日の食事
食事の回数と呼称 食事の合図
第四節 特別の日の食事
一 農家のごちそう
カワリモノ カワリモノの贈答
二 田植えと農耕儀礼の食べ物
田植えの食事 田植え終了後のぼたもちとごちそう ノアガリのまんじゅうと手打ちうどん シノジマイのアンビンとぼたもち 新米のごはん 初物のそば振る舞い
三 年中行事の食べ物
年中行事とカワリモノ
(一)正月の餅と三が日の食べ物
餅 餅の保存方法 三が日の食事 餅なし正月 正月料理
(二)初午の食べ物
小豆飯とスミツカリ スミツカリのタネ
(三)盆の食べ物
盆棚と供え物 ぼたもち・うどん・白米飯 盆参り客へのもてなし 送り盆の団子と素麺 盆がらの小豆飯
(四)お日待ちの食べ物
アンビン 甘酒 客へのもてなし
(五)えびす講の食べ物
新米で炊かれる白米飯 尾頭付きの魚とけんちん
第二部 人の一生
第一章 出産と産育
第一節 誕生と子どもの成長
一 妊娠
子作り 妊娠 神仏への祈願 十九夜様 妊娠の労働 帯祝い 鯉 妊娠中の禁忌
二 出産
出産 出産の場所 出産の方法 出産の助産 産婆の仕事 トリアゲバアサン 出産時の近所の手伝い 夫の仕事 へその緒 エナの始末 洗濯水の始末 産湯 産後の世話 生児の着物 オシメ 産婦の食事 乳 食物の禁忌 産後の禁忌 流れ灌頂 産見舞い
三 産育
ウブタテ オシチヤ セッチンマイリ 名付け トコアゲ 宮参り クイゾメ 初節供 初山 初正月 初誕生 捨て子 疱瘡見舞い 子の世話 帯解き
四 幼年期から成人まで
子ども組 子どもの手伝い 子守り 青年団・女子青年団 裁縫所 一人前 成人式
第二章 婚姻
第一節 婚約
一 婚約
結婚年齢 通婚圏 相手の選択 縁談の紹介者 縁談 見合い 男女の交際 恋愛結婚 仲人 タルイレ 結納 アシイレ タチブルマイ 婿入り
第二節 婚姻儀礼
一 御祝儀
御祝儀 時期と日取り 御祝儀の場所 御祝儀の祝い 嫁入り道具 荷造り ムコイレ 嫁方への土産 宮参り ヨメオクリ 婿の衣装 嫁の衣装 嫁の髪形 髪結い 貸衣装 参列者の服装 ヒロメ 入家儀礼 イチゲンザシキ 祝儀の席順 三三九度 宴会 宮参り ソデヒキ 料理 御祝儀のうどん 手伝い 御祝儀の見物人
二 御祝儀後
ナブルマイ 片付け 近所への挨拶 新婚旅行 ミツメ ヨメヨビ 仲人返し 嫁の里帰り 離婚
第三章 厄年と年祝い
第一節 厄年
一 厄年
厄年 男の厄年 女の厄年
第二節 年祝い
一 年祝い
年祝い 還暦 喜寿 米寿
第四章 葬送
第一節 葬送
一 臨終
死の予兆 魂呼び 末期の水 死者の扱い
二 葬式組の役割と分担
クミへの知らせ 親戚への知らせ トコホリ 買い物 葬具 勝手仕事
三 葬送
湯かん 入棺 通夜 葬式 出棺 葬列 念仏 穴掘り 流れ灌頂 埋葬 葬法 墓地 香典 膳 墓直し
第二節 死後の供養
一 死後の供養
初七日 四十九日 新盆 年忌
第三節 現代の葬送
このページに関するお問い合わせ
教育部 文化振興課
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111 Eメール:bunka@city.kuki.lg.jp
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