ひとりで悩まないで いのち支える自殺予防対策

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ページ番号1003838  更新日 2025年3月6日

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もしあなたが悩みを抱えていたら、もしあなたの周りに悩みのある人がいたら、ぜひ相談してください。心のつらさは人それぞれ。こんなことくらいで…と思わずに、話してみてくださいね。

3月は『自殺対策強化月間』です

3月は、進学、就職、転勤など環境の変化によるストレスの影響により、自殺者数が最も多くなっています。
尊い命が失われないためにも、皆さんの身近な問題として、自分や家族の大切な「いのち」をこの機会にもう一度見つめ直してみましょう。

R6年度自殺対策強化月間ポスター

ポスターの写真:ひとりで悩んでいるあなたへ

イラスト:あなたの声を聴かせてください

こども・若者向け「いのち支える動画コンテスト2023」

近年、学生や若者の自殺が深刻な問題となっています。
いのち支える自殺対策推進センター開催の「いのち支える動画コンテスト2023」で、「優秀賞」に選出された4作品が学生自身の手で動画化されました。学生の視点で作成された”自殺対策”に関するショートムービー作品を通して、より多くの方に”自殺対策”について知る・感じる・考えてもらうこと、”自殺対策”を「自分ごと」として捉えてもらうことを目的としています。

中高年男性の自殺が多いことを知っていますか?

あなたの声がけで、救われる人がいるかも知れません

2023年の自殺者数は2万1837人です。近年、中高年男性の自殺者数は増加傾向にあります。つらい気持ちを抱えていても周囲に助けを求めづらい中高年の男性に対し、まずは「最近、眠れている?」など体調面を聞き、その後で「気分はどう?」「悩んでいることない?」など、相手の気持ちを聞く声かけをしてみましょう。

ポスターの写真:中高年男性の自殺対策

あなたのための支援があります

イラスト:青いとり

イラスト:ピンクのとり

誰にも頼れず、ひとりで悩みごとをかかえていませんか。
いくつかのご質問に答えていただくことにより、約150の支援制度や窓口の中から、あなたの状況に合った支援をチャットボットで探すことができます。
あなたのための支援をぜひご利用ください。

「こころのオンライン避難所」

二次元コード:こころのオンライン避難所

厚生労働大臣指定法人・一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」で、自殺に関する報道に触れてつらい気持ちになった読者や視聴者が、こころを落ち着けるためのWebページ「こころのオンライン避難所」を公開しています。
ショッキングな情報に触れたことで心身につらさを感じている方、またはそうした人を支える周囲の方に向けて、「情報から距離を置く対処法」や「心と身体の緊張を解く方法」、「悩みを抱えた方に声をかける際のポイント」、「相談窓口に関する情報」などの情報が整理されて掲載されています。
つらくなった時の参考になるかもしれません。アクセスしてみてください。

「こころのオンライン避難所」の概要

  1. 「気持ちを落ち着ける」- 身を守る対処法
    報道に触れ心身に不調が出た方に、それ以上悪化させないため、適切な対処やセルフケアの方法をイラストや動画で例示しています
  • 「情報から距離を置く」原因となっている情報から距離を置く対処法を例示
  • 「ひと息入れて気持ちを落ち着ける」深呼吸/ストレッチ/気持ちを書き出す
  • 「気持ちを落ち着ける、その他の方法」その人に合った対処法が見つかるよう、多数の方法を例示
  • 「相談先を探す」SNS 相談/電話相談/都道府県政令指定都市別/その他、の相談窓口に関する情報を紹介

イラスト:スマートフォンの画面設定

イラスト:背中を伸ばす

  1. 「周囲に、いつもと様子の違う人がいたら」
    周りに悩んでいそうな人がいる時に、その方の支えとなる対応の具体例やポイントを、気づき・声かけ/傾聴/つなぎ/見守り、の4つに分けて紹介しています

イラスト:気づき・声かけ

  1. 「その他参考情報」

ゲートキーパーに関する資料/心と身体のSOS サイン/身近な人を自死で亡くされた方へ/スマートフォン・PC のアプリ設定変更例/参考・関連リンク

イラスト:心のSOS

ゲートキーパーとは

「ゲートキーパー」とは、直訳すれば「門番」という意味です。

自殺対策におけるゲートキーパーとは、「地域や職場、教育、その他様々な分野において、身近な人の自殺のサインに気づき、その人の話を受け止め、必要に応じて専門相談機関につなぐなどの役割が期待される人」のことで、言わば、「命の門番」とも位置づけられる人のことです。

自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。

詳しくは厚生労働省ホームページ「ゲートキーパーになろう!」をご覧ください。

イラスト:ゲートキーパー
イラスト 細川貂々

家族や友人など、周りの人の様子がいつもと違うと感じたら…

  1. 声をかける まずは話すきっかけをつくり、さりげなく声をかけましょう。
  2. 傾聴(本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける) 慌てずにじっくりと話を聴いてください。正しいかどうかを判断したり、安易に励ましたりする必要はありません。
  3. つなぐ(早めに専門家に相談するよう促す) 自分だけで解決しようとせず、医療機関や公的相談機関等の専門家への相談につなげましょう。
  4. 温かく寄り添いながら見守る 専門家につなげた後も必要があれば相談に乗り、温かく寄り添いながら見守りましょう。

ゲートキーパーになるには

久喜市においては、ゲートキーパー養成講座を開催し、ゲートキーパーとしての知識を習得する機会を提供しています。

久喜市自殺対策計画を策定しました

全国での自殺者総数は、平成22年以降減少傾向にありましたが、令和2年度以降、増加傾向に転じています。本市では、国や県の動向を踏まえ、平成31年3月に「久喜市自殺対策計画」を策定し、自殺対策をより一層、総合的に推進するため、様々な施策や事業に取り組んでいます。

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このページに関するお問い合わせ

健康スポーツ部 地域保健課 地域保健第1係
〒346-0005 久喜市本町5丁目10番47号(中央保健センター内)
電話:0480-21-5354 ファクス:0480-21-5392
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。