鷲宮神社(久喜市の歴史と文化財2)

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ページ番号1006324  更新日 2025年2月21日

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『久喜市の歴史と文化財』は、久喜市の歴史や文化財について分かりやすく解説するシリーズです。オールカラーの写真や図版を数多く掲載しています。

概要

鷲宮神社は、鎌倉時代の歴史書『吾妻鑑』に登場し、江戸時代には将軍徳川家康から社領400石を寄進された由緒ある神社です。
本書では、鷲宮神社の成立から太田荘の総鎮守時代を経て、中世以降は目まぐるしく変化する情勢の中でも時の権力者たちによって庇護され尊崇されてきた歴史を詳しく解説しています。
また、鷲宮神社に伝わる資料には、国指定重要文化財の「太刀」、「鷲宮催馬楽神楽」をはじめ、多数の文化財があり、それらの文化財をビジュアル的にわかりやすく紹介しています。

発行年月日

令和3年3月29日

電子書籍

刊行物の体裁

A4判・78頁

刊行物の価格

1,300円

刊行物の販売

文化振興課、郷土資料館、公文書館で頒布しています。

また、郵送での頒布も行っています。書籍の重さにより手続きや送料が変わりますので、詳しくは下記のページをご覧ください。

刊行物の重さ

451グラム

表紙の写真:鷲宮神社
表紙

写真:鷲宮神社2
見本

目次

鷲宮神社の歴史(新井浩文)

はじめに
一 鷲宮神社の立地
二 鷲宮神社の成立
三 「鷲宮」「わしのみや」の由来
四 太田庄の成立と総鎮守鷲宮神社
五 中世の鷲宮神社

  • (一)鎌倉幕府の庇護
  • (二)南北朝期の小山氏と鷲宮神社
    1. 小山義政の乱と鷲宮神社
    2. 神主大内氏と鷲宮神社
  • (三)関東公方と鷲宮神社 享徳の乱と鷲宮神社
  • (四)岩付太田氏と鷲宮神社
  • (五)小田原北条氏の鷲宮神社支配
    ≪コラム 鷲宮神社の古文書≫

六 近世の鷲宮神社

  • (一)江戸幕府と鷲宮神社
  • (二)棟札が語る鷲宮神社の造営
    1. 中世から近世への転換期の造営
    2. 近世の造営
  • (三)鷲宮神社と神主大内氏の社領支配
    1. 戦国から近世初頭の神主大内氏の系譜
    2. 大内氏の格式と家中
    3. 大内氏家中の組織と社領代官の設置
    4. 神主大内氏と社家との争い
    5. 鷲宮神社と大乗院の確執
      • 元禄三年の争い
      • 享保十五年と同十九年の社領争い
  • (四)土師一流催馬楽神楽の復興
    ≪コラム 埼玉県指定史跡:寛保治水碑≫

七 近代の鷲宮神社

  • (一)明治維新と鷲宮神社
    1. 社領四〇〇石の上地と社格の降格
    2. 大内氏の鷲宮離社と新たな神主支配
    3. 明治天皇の臨幸と境外官有林の境内地編入
  • (二)神社奉斎会の設立と境内の整備
  • (三)徳富蘇峰と鷲宮神社
  • (四)昭和の神楽復興
  • (五)堀之内遺跡の発掘

八 鷲宮神社のいま

  • (一)高度経済成長下の鷲宮町と鷲宮神社
  • (二)アニメ「らきすた」の聖地へ
  • (三)地域振興と土師祭

おわりに 文化が息づくまちのシンボルとして

鷲宮神社の文化財

鷲宮神社関連資料

一 大内家由緒書
二 新編武蔵風土記稿
三 鷲宮起源

鷲宮神社の古写真

主な参考文献

 

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このページに関するお問い合わせ

教育部 文化振興課 文化財・歴史資料係
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111 ファクス:0480-31-9550
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。