吉田家水塚について
水塚について
水塚とは、洪水に備えて自宅敷地内の一部を盛土した塚、またその上に建てた建物も含めた避難施設のことを言います。市内では利根川をはじめ大小の河川に囲まれた栗橋地区で最も多くの水塚を確認することができます。吉田家水塚もその1つで、日光道中栗橋宿内の商家吉田家の敷地内に築かれました。大谷石で囲まれた塚の上には、江戸時代末期の建築と推定される「大蔵」、明治37年の梁墨書を有する「向う蔵」の2つの蔵が建ち並んでいます。商家の水塚としては市内で唯一現存する水塚と考えられています。
平成16年度からの利根川堤防強化対策事業に伴い、平成24年3月に現在地へ移築・復元しました。
水塚の蔵内1階部分では栗橋地区の歴史や民俗に関する展示を行っており、どなたでも自由に見学できます。




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