県指定 絹本着色如意輪観音像
絹本着色如意輪観音像(けんぽんちゃくしょくにょいりんかんのんぞう)
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種別
- 絵画
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指定年月日
- 平成6年3月16日
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所在地
- 久喜市菖蒲町菖蒲655
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所有者(管理者)
- 吉祥院
概要
六臂の如意輪観音像で、月輪中宝冠・光背を頂き、岩上の蓮華座に半跏坐しています。如意輪観音はいわゆる観音変化の一つで、如意宝珠と宝輪を持ち、一切衆生の願いを聞くとして古来より広く信仰されてきました。
描写は、金肉身に切金の衣文線、岩は墨皴に金泥線を交えて表しています。これらは、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての特色を良くあらわしています。
画面の上端を補絹していますが、埼玉県内でも数少ない中世仏教絵画の遺品であり、本来数珠を持つべき右第三手を垂下するだけとしている点は流布像と異なっています。

『広報くき』連載「久喜歴史だより」
参考文献
埼玉県教育委員会 1993年 『埼玉県仏教絵画調査報告書』
埼玉県教育委員会 1997年 『埼玉県指定文化財調査報告書』第20集
鷲宮町立郷土資料館 2000年 『第2回特別展 鷲宮周辺の名宝』
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