プレコンセプションケア
プレコンセプションケアとは
コンセプション(Conception)は「妊娠」、プレコンセプションケア(Preconception care)とは、「妊娠前からの健康管理」のことです。
わたしたちのからだは、年齢に応じて変化しています。今の生活習慣や健康状態は将来の妊娠・出産や、こどもの健康状態にも影響します。
希望するライププランを叶えるために、男女共に、日ごろから性や健康について正しい知識を持ち、自分のからだを大切にすることが、生涯にわたる健康づくりにつながります。

国立成育医療研究センターホームページ「プレコンノート」より引用
プレコンセプションケアのチェックシート
妊娠は女性だけの問題ではありません。健康を保つため、こどもを授かるチャンスのため、チェックシートで現在の健康状態を振り返ってみましょう。
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女性用チェックシート (PDF 489.6KB)
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男性用チェックシート (PDF 483.8KB)
国立成育医療研究センターホームページより引用
生活の中で実践してみましょう
バランスのよい食事を
1日3食きちんと摂り、主食・主菜・副菜・乳製品・果物をそろえてバランスよく食べましょう。
また、こどもの神経管閉鎖障害の予防のため、妊娠を希望する女性は緑黄色野菜を積極的に摂取し、サプリメントも上手に活用しながら葉酸を摂取しましょう。

適正体重を維持
若い女性のやせ(BMI 18.5未満)は、貧血や骨粗しょう症の原因になります。また、男女ともに肥満(BMI 25以上)は、糖尿病や高血圧などの病気のリスクを高めます。
男女ともに、やせも肥満も不妊のリスクを高め、女性では出産のリスクも高めます。適正体重に収まるように体重をコントロールしましょう。
BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
※適正体重 18.5~24.9(理想値は22)
※BMI(ボディ・マス・インデックス)は肥満度を表す国際的な指標です。
適度な運動を
適正体重を保つためにも運動は大切です。体を動かすと血流が促され、筋肉が増えることで代謝が高まります。日ごろから体を動かすことを心がけましょう。

たばこは吸わない
たばこはがんや心臓病などの病気を引き起こします。
また、妊娠中の喫煙は流産や低出生体重児などのリスクが高まります。
たばこは吸わないようにしましょう。
アルコールは控えめに
お酒の飲みすぎは生活習慣病のリスクを高めます。
妊娠中の飲酒は、流産や胎児性アルコール症候群の原因になるため、妊娠を考えた時からアルコールは控えるようにしましょう。
健診を受ける
生活習慣病やがんは早期発見・早期治療が効果的です。
自覚症状が無くても、健康診査を必ず受けましょう。がん検診や歯科健診も忘れず受けましょう。
ストレスは早めに解消
強いストレスはこころやからだに負担を与えます。自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。
生活リズムを整え、睡眠を確保することも心身の健康に大切です。
感染症を予防
感染症の中には、不妊の原因になったり、生まれてくるこどもの健康に影響を与えるものがあります。ワクチン接種で予防できるものもあります。母子健康手帳でワクチン接種歴を確認し、受け忘れているものがあれば接種しましょう。
関連情報
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プレコンセプションケア相談センター埼玉 ぷれたま(外部リンク)
不妊・不育症、妊娠・出産、思春期の健康、将来の妊娠などを踏まえた健康づくり等に関して助産師が電話で相談に応じています。 -
はじめようプレコンセプションケア(外部リンク)
プレコンセプションケアに関する様々な情報やQ&A、性や妊娠の悩みに関する相談窓口が掲載されています。 -
国立成育医療研究センターホームページ「プレコンセプションケアセンター」(外部リンク)
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このページに関するお問い合わせ
こども未来部 こども家庭保健課 母子保健第1係・第2係
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