プレコンセプションケア

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ページ番号1003518  更新日 2025年12月24日

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プレコンセプションケアとは

コンセプション(Conception)は「妊娠」、プレコンセプションケア(Preconception care)とは、「妊娠前からの健康管理」のことです。

わたしたちのからだは、年齢に応じて変化しています。今の生活習慣や健康状態は将来の妊娠・出産や、こどもの健康状態にも影響します。

希望するライププランを叶えるために、男女共に、日ごろから性や健康について正しい知識を持ち、自分のからだを大切にすることが、生涯にわたる健康づくりにつながります。

 

国立成育医療研究センターホームページより

国立成育医療研究センターホームページ「プレコンノート」より引用

プレコンセプションケアのチェックシート

妊娠は女性だけの問題ではありません。健康を保つため、こどもを授かるチャンスのため、チェックシートで現在の健康状態を振り返ってみましょう。

生活の中で実践してみましょう

バランスのよい食事を

1日3食きちんと摂り、主食・主菜・副菜・乳製品・果物をそろえてバランスよく食べましょう。

また、こどもの神経管閉鎖障害の予防のため、妊娠を希望する女性は緑黄色野菜を積極的に摂取し、サプリメントも上手に活用しながら葉酸を摂取しましょう。

主食・主菜・副菜・乳製品・果物

適正体重を維持

若い女性のやせ(BMI 18.5未満)は、貧血や骨粗しょう症の原因になります。また、男女ともに肥満(BMI 25以上)は、糖尿病や高血圧などの病気のリスクを高めます。

男女ともに、やせも肥満も不妊のリスクを高め、女性では出産のリスクも高めます。適正体重に収まるように体重をコントロールしましょう。

 

BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)

※適正体重 18.5~24.9(理想値は22)
※BMI(ボディ・マス・インデックス)は肥満度を表す国際的な指標です。

適度な運動を

適正体重を保つためにも運動は大切です。体を動かすと血流が促され、筋肉が増えることで代謝が高まります。日ごろから体を動かすことを心がけましょう。

運動

たばこは吸わない

たばこはがんや心臓病などの病気を引き起こします。

また、妊娠中の喫煙は流産や低出生体重児などのリスクが高まります。

たばこは吸わないようにしましょう。

 

アルコールは控えめに

お酒の飲みすぎは生活習慣病のリスクを高めます。

妊娠中の飲酒は、流産や胎児性アルコール症候群の原因になるため、妊娠を考えた時からアルコールは控えるようにしましょう。

健診を受ける

生活習慣病やがんは早期発見・早期治療が効果的です。

自覚症状が無くても、健康診査を必ず受けましょう。がん検診や歯科健診も忘れず受けましょう。

 

ストレスは早めに解消

強いストレスはこころやからだに負担を与えます。自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。

生活リズムを整え、睡眠を確保することも心身の健康に大切です。

 

感染症を予防

感染症の中には、不妊の原因になったり、生まれてくるこどもの健康に影響を与えるものがあります。ワクチン接種で予防できるものもあります。母子健康手帳でワクチン接種歴を確認し、受け忘れているものがあれば接種しましょう。

関連情報

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このページに関するお問い合わせ

こども未来部 こども家庭保健課 母子保健第1係・第2係
〒346-8501 久喜市下早見85番地の3
電話:0480-22-1111 ファクス:0480-22-3319
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。