市指定 木造十一面観音立像

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ページ番号1006082  更新日 2025年2月21日

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木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)

種別

彫刻

指定年月日

平成10年2月20日

所在地

久喜市菖蒲町上栢間2767

所有者(管理者)

正法院

概要

この像は室町時代、特に文明年間(1469から1487)頃の作です。

杉材の一木でつくられ眼を彫り彩色が施されています。宝髻頂上に仏面をいただき、地髪部上下2段に変化面10個を配し、宝冠台正面に弥陀の化仏をおいています。胸には瓔珞を着け、通肩風に法衣をまとい右腕を下げて5本の指に伸ばし、左腕を曲げて華瓶を持っています。両手先、両足先、右裾先部、華瓶は後に補ったものです。

地味で堅実温和な仕上げや杉材の一木造という技法から、在地の仏師の制作したものであろうと考えられます。

写真:木造十一面観音立像
木造十一面観音立像

参考文献

このページに関するお問い合わせ

教育部 文化振興課 文化財・歴史資料係
〒340-0295 久喜市鷲宮6丁目1番1号
電話:0480-58-1111 ファクス:0480-31-9550
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