市指定 迦葉院関係資料
迦葉院関係資料(かしょういんかんけいしりょう)
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種別
- 古文書
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指定年月日
- 昭和38年8月10日
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所在地
- 久喜市鷲宮6丁目16番1号
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所有者(管理者)
- 迦葉院
概要
迦葉院には、開山僧である黙山元轟の語録をはじめ、書簡や黙山の弟子たちが寺社奉行に提出した本末糺明願いがあり、これらは黙山の身辺事情や本末争論の一端をうかがうことができる史料です。その他曹洞宗関係の各名僧の書翰・書類・書画などが多く所蔵され、江戸時代における曹洞宗修行寺院の状況が、古文書から明らかにされています。
迦葉院は、当初西大輪村の出来野に創立された真言宗寺院で、享保20年(1735)、住職に黙山元轟を招き、曹洞宗の寺院として現在地に再興されました。黙山は、出羽国増田村(現秋田県横手市)の出身で、東昌寺(茨城県五霞町)等の住職を務めた高僧でした。

参考文献
鷲宮町立郷土資料館 2006年 『第11回企画展 鷲宮ゆかりの人々 名僧 黙山元轟』
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